地味男との1ヶ月。【完】

「ねー、美雨。太陽くんどうよ?」




美雨と付き合い始めて1ヶ月経ったある日。





日直の日誌を持っていた俺は、そんな声が聞こえて廊下で立ち止まった。





「どうって、ぜーんぜん進展ないよ」



美雨の気怠げな声が聞こえてくる。

< 175 / 291 >

この作品をシェア

pagetop