地味男との1ヶ月。【完】
ここ、前から4列目で微妙な近さ…。
しかも!なんかちょっと狭い!!
狭いから色々密着してしまう訳で。
…あーもうっ、なんでドキッとするの〜っ!
こんなんじゃイルカショー集中できない。
それでも太陽が無言だったからあたしは平然を貫き通した。
それから2分後、イルカショーはスタートした。
「それではっ、イルカのナナちゃんでーす!」
飼育員の人がそう言うと可愛いイルカが飛び出てくる。