きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
「あらそうですか、でもわたしは演技といたりしないからね。
ぶりっこモードでいくからね。はい、ここ間違ってる」
「うげぇ」
さりげなく証明問題にバツをつけ、やり直しさせる。
わたしは「採点が細かい」とぶつぶつ文句を言う、彼の頭を思いっきりはたいた。
幼稚園児の攻撃なんて痛くもかゆくもないだろうけど。
「それにしてもショーちゃん。それ以外にも何かあったんでしょ。
じゃなきゃ美波ちゃん通してまでわたしを家に呼ぼうとしないものね」