きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜

微妙な思いを抱えつつ、わたしはとなりのクラスで園児たちにまとわりつかれていると思われるショーちゃんを見に行った。


途中まで一緒に帰り(彼は一度学校に戻るらしい)、


経過報告をしてくれと頼まれたからである。



……そして実際にまとわりつかれていた。



しかも一緒になってはしゃぎながらブロック遊びをしていた。



実に楽しそうだねえ……どこが子供苦手なのかなあ……?


というわたしの生暖かい視線に気づいたショーちゃんは、たちまち真っ赤になる。
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