きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
「ちょ、おい、みんな!お兄さんそろそろ帰るから。
離れて離れて……うわ、もう、やめろって!飛びついたら危ないだろ!
……ぐえっ、足を蹴るな!」
……わたしは生暖かい視線を送り続ける。
そしてショーちゃんがようやく解放されたのは、ひっくり返っている彼を見てあわてた先生が止めに入った時だった。
「……ひどい目にあった」
「……の、割には楽しそうだったけどぉ」