きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
わかればよろしい。
わたしは大きくうなずくと、片方だけ口元を吊り上げた。
それを見たショーちゃんのこめかみがぴくぴく動く。
しかしわたしはがん無視して、言う。
「……そうねえ。高津さん、だいぶ慣れてきたといってもまだまだ浮世離れしてる感が否めないわね。
いまだに園児たちにも敬語使ってるし」
それにわたしを師匠なんて呼ぶし、と言うとショーちゃんはものすごく不思議そうな顔になった。
……何がそんなにおかしいというのだ。