きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
「今まで、そんな顔、見たことないってクラスの女子も言ってた。だから……」
「……わかった。わたしも気を付ける。
何かを怖がっているような素振りを見せたら、すぐ声をかけることにするわ」
ショーちゃんが全て言う前に、わたしはそう言った。
彼は少しだけ驚いたような表情を見せたが、すぐにほっとしたような顔になった。
「ありがとう。頼むよ」
「問題ないわ。友だちでしょ」