きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
第二章
天才の友達は天才?
職業体験二日目。
わたしはショーちゃんと待ち合わせていないため、
いつもより早く家を出た。
ああ、今日も高津さんのお守り……もとい面倒を見なくてはならない日が始まるのか。
年下の成長を見るのはとてもうれしいけど、
間違っても園児たちの前で『師匠』なんて呼ばないでくれよ、未緒おねえちゃんよ……。
気がかりは今のところそれだけか。
……あの、不気味な視線を除けば、だが。