きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜


そして奥のベッドに、ゆったりと横たわっているのは。



「あら、また来てくれたの?美咲、元気だった?」



……まぎれもなく、母だ。


ほんとうに、お母さんだ。生きてるんだ。また、声を聞けるんだ。



「お母さん……お母さんっ」



気づいたら、わたしは母に駆け寄っていた。


やだな、まったくわたしったら。


顔を合わせることすらつらいなんて思ってたのに。



なんで……泣いているんだろう。
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