きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜

……今日は一日、とにかくぼんやりしてたわね……。


わたしは使い終わって乾かしていた『耐熱ウォーターピストル』をカバンに入れながら、思う。


未緒がいない今日は、やけに静かだった。


昨日もおとといも、彼女がいつトンデモ行動をするかとドキドキしていたからかもしれない。


結局、連絡もこなかったし。いったい、何があったのだろうか。



「美咲、帰ろう」



のったりと帰る準備をしているわたしを心配したのか、


ショーちゃんが迎えに来てくれた。
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