きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
「あのあと高津さんは、世界的な研究者になったぞ。
美咲、お前が事故にあったことを伝えたら、とても悲しんでいた。
それと同時に、記憶を取り戻してくれるのではないでしょうか、と期待もしていた……ビンゴだったな」
「……未緒が、世界的な研究者に……」
わたしはふっと微笑んだ。……さすが、わたしの親友じゃない。
そんなわたしを見て、先生は再びニッコリ笑った。
「それで……美咲。『その他もろもろ』ってのはなんなんだ?」
「…………!」
それはもちろん、わたしが先生のことを好きだということ……なんて言えるわけあるかぁ!