きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
もちろん、優しくてさわやかな先生は、他の部員も丁寧に指導している。
でも、三人いる顧問のうち実力が突出している先生は、
やっぱり実力者であるわたしをたくさん指導してくれるのよね!
だから、今日も生徒会を抜け出して、部活に行きたかったんだけど……。
「何ニヤニヤしてるんです?資料の作成にいそしんでください。
だいたい先輩は生徒会役員としての自覚が……」
……このお堅い後輩のせいで無理になってしまった。
いつもなら!
「どうぞ、やっておきますんで、行ってきてください!」
って他の後輩は言ってくれるのに。
行かせてくれない後輩なんか、生徒会長、副生徒会長、時沢だけなのに!
……まあ。行かせてくれる後輩が、異常なんだってことは、
十分に理解してるんだけどね……。
「……先輩そろそろ、おれ、キレますよ?」
低い声で耳元に忠告され、わたしはパソコンを開く。
ただ一つ言えるのは、この後輩は絶対に怒らせてはいけない人種だということだ。
きっと本気で怒ったら、世紀の怖さに違いない。
でも、三人いる顧問のうち実力が突出している先生は、
やっぱり実力者であるわたしをたくさん指導してくれるのよね!
だから、今日も生徒会を抜け出して、部活に行きたかったんだけど……。
「何ニヤニヤしてるんです?資料の作成にいそしんでください。
だいたい先輩は生徒会役員としての自覚が……」
……このお堅い後輩のせいで無理になってしまった。
いつもなら!
「どうぞ、やっておきますんで、行ってきてください!」
って他の後輩は言ってくれるのに。
行かせてくれない後輩なんか、生徒会長、副生徒会長、時沢だけなのに!
……まあ。行かせてくれる後輩が、異常なんだってことは、
十分に理解してるんだけどね……。
「……先輩そろそろ、おれ、キレますよ?」
低い声で耳元に忠告され、わたしはパソコンを開く。
ただ一つ言えるのは、この後輩は絶対に怒らせてはいけない人種だということだ。
きっと本気で怒ったら、世紀の怖さに違いない。