きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
代わりにわたしは、言った。
「ねえ、そこの、人よりちょっと成績がいいらしい学年二位のショーちゃん。
ちょっといい?」
「……ちゃんづけで来たか。まあいいけど。
それより、今のなんか悪意のある質問のしかたじゃないか?」
「気のせいじゃないかな」
わざとらしくとぼけてから、わたしは腹の立つであろう質問を続ける。
「ねえショーちゃん。ショーちゃんはなんで学年一位じゃなくて二位なの?」