きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
なんにせよ、わたしが幼稚園児なのに、こんなに大人な話し方をしていることに、
そこまで違和感をおぼえていなさそうな理由がこれでわかった。
知り合いにリアル天才がいたからだ。
そりゃまあそうなるわよね。理解、理解。
しばらく無言でいたわたしたちだが、わたしはあることを少し思いついて彼に聞いてみた。
「そういやショーちゃん。あんた家どこよ?」
「あんた呼ばわりかよ……」