きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
……今度はこっちが呆れた目をする番だった。
この子は、わたしがそんな常識のない人間に見えるというのだろうか。
「……いや、そういうわけじゃないけどさ」
ショーちゃんはわたしにジットリとした目線を送られて、少しだけ焦ったようだった。
わたしは言う。
「さすがにそんなことするつもりはなかったわよ。
ただ単に、興味があって聞いてみただけよ」
「そっか」
……あからさまにほっとされたぞ今。