きんだうぉー!! 〜タイムスリップ・天才幼稚園児戦争〜
「え、いや、おれが起こしたくて起こしたわけじゃないけど。いちゃもんつけてきたのはあっちなんだけど?」
ふふ、焦ってる焦ってる。その様子がおかしくて、わたしはさらに言い募った。
「あ、そう?なら別に言いつけても問題ないよねー?だってショーちゃんのせいじゃないもんねー」
「そ、そうだけど」
「でも現に、この騒ぎのせいで遅刻決定みたいだったし」
彼が顔面蒼白になった。