悪魔野郎と天使くん
最悪なお呼び出し
「で…どこ行くつもり?」
「いいからさっさと歩け」
なんでこうなるんですかー…
あたしはこの悪魔緑に腕を掴まれてます…。
一体どこまで行くんですか!
「あの、あたしのおうち通り過ぎたんだけど…」
「は?知らねーよ」
う…
それから黙ってついていくこと5分。
「入れ」
「えっ、ここ…」
「いいから入れよ」
…あたしは仕方なくその大きなお家に入った。
すごく綺麗で、全体的には黒っぽいお家だった。
「こっち」
「あの悪魔緑…」
「あ?だれが悪魔って?」
「あ、いえ!めっそうもございません!」
「あーそう」
2階へ連れていかれるあたし。
ここ、悪魔緑のお家?