一目惚れ
「俺の彼女になって欲しい。
だから嫌がらせとかじゃなくて、
その逆?
わかったか?


あっ俺のこと避けんなよ?約束したからな」





約束した覚えはない。
勝手に1人で喋ってるだけだし…

彼女なんてありえないし。

ってか何を言い出すんだ…

このモジャ男…

「断る」



「はやっ。まじ?俺もう振られたのかよ。
いやーありえねぇ。
ヤラレターー。
ってでもまぁ、少しずつ頑張るしかないか。
ははっ」

全然ダメージを受けてない。
ポジティブ思考。

最悪だ。

もういい。

私はちゃんと断ったわけだし、
誤解もされないだろう。

こんなこと、
お弁当食べて忘れてしまおう。
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