大事にしてよね
美玲「はーい」



" ガチャッ "





そこに立っていたのは優哉だった。


まちがいなく、優哉だ。




優哉「おい。お前大丈夫か?
   お前の友達から
   美玲が倒れたって聞いてさ
   びっくりして
   慌てて走ってきたんだけど」



美玲「だ、大丈夫に決まってるでしょ。」



私は、右手に持っていた検査薬を


とっさに隠した。



でも優哉にはバレていた。













< 34 / 141 >

この作品をシェア

pagetop