愛するキミとの切ない物語
いつまでも、泣いてるのが心配になったのか
智洋がアタシの手を取っていった

「なぁ、あした俺の家にこない?
彼女のことはちゃんとするからさ
笑わせたいんだ、結友架のこと
ずっと相談乗っててくれてたお礼も兼ねて」

優しい声と笑顔で言った。

そんな、声と笑顔で言われたら断れるはずない
誰だって頷くことしかできない。

アタシは智洋の家に行くことになった

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