天使と悪魔パート③

連「てな感じって何だよ!」

木「そうだそうだ。」

奈「ひとつお聞きします。その証拠は?」

梨「こっ、この傷跡!」

奈「ふーん。この傷跡だけで蘭々ちゃんがやったって言うの?」

連「そうだ。被害者が居るからな。」

奈「へー。この子が自分でやったかもしれないのに?」

連「!!!」

梨「(やばい!このままじゃバレる!)」

欄「いや、じゃあ、あなたはわかるんですか?」

奈「断定はできないけどね。」

木「言ってみて。」

奈「やったのは被害者ぶってる、あんたよ。(梨々花を指差す。)」

梨「なっ、なんで私なのぉ?」

奈「私と蘭々ちゃんは親友でね。小学校の時からずーっと一緒なの。でも、中学二年生になったら、ある事件が起きたの。」

欄「へー。どんなの?」

『ちょっ、奈穂美!いわないで!」

奈「裏切り者事件よ。今起こってることがそのまま過去にもあったの。しかも犯人はカッターで刺された刺された言ってたやつ。だから今回もそうじゃないかなーって。蘭々ちゃんがそんなことするはずないもん。』

『奈穂美!やめてよ。私が、私が!壊れるから!それ以上話すと...」

奈「そっか!ごめん。蘭々ちゃん!それと、私、蘭々ちゃんの見方ですから。何をやってもね。」

連「は?」

➖欄目線➖

さすがエリート校!

じゃなくて!

ちょっと待って?

梨々花が犯人って言いたいの?

んなわけ無いじゃん。

味方にならない?

なら、連が言ってたやつやろ!
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