絶対にこういうことはないだろうな…という設定から始まるストーリー。
誰かもわからない人をいきなり家に連れて行き、泊まらせるという行為は普通に考えるとありえない。だけど、ストーリーはそこから始まります。
はじめは話そうとすらしなかった彼が少しずつ心を開いていき、実はさりげなく手を差し伸べている。それは主人公を陰ながら守っているようですごく素敵な行為でした。
元カレの勝手な言い分や行動。一見、優しそうな行動だけど、一番最低な言動。そんな彼にはもっと制裁を加えてもらってもいいような気がしました。
でも、こういう男って結構いるな…と思ったりもしました。
最後が少し駆け足気味だったのが、もったいない気がします。もう少し、再会してからの二人の展開を読んでみたかったです。