感想ノート
長い長いこの旅を、最後まで主人公と共に歩み、そして登ってくださり、本当にありがとうございました。
わたしたちの世界は、いまも昔もこれからも、すべからく美しい好奇心で出来ていると思うのです。ひとりぼっちの好奇心は必ず誰かの好奇心と結びつき、やがて巨きなことを成し遂げてしまいます。たとえそこに争いや粛清、文明の崩壊があったとしても、きっといつか、わたしたちの胸のなかに潜んでいる好奇心は、そんな残虐性にさえ綻びを見つけてくれるでしょう。ひとりぼっちの名も知らない街にいた主人公が、この世界の綻びを見つけ、破壊したように。
最後に、最後まで読んでくださった方は特に、いえ途中で諦めてしまった方も、いえいえ途中からしか読んでいない方も、ぜひぜひ、善いも悪いも感想をお願いします。
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