双姫 Ⅲ
「尾行してんのがバレたが、
構わず任務遂行を優先する為に後を追った。」
尾行されてんのに着いた先が
海って分かった時は思わず吹き出したがな(笑)
『お、お母さん…暢気過ぎるよ……。』
「でもぉ、周りにはお父さん達も居たから
安心しちゃったんじゃないぃ〜??」
「まぁ、それが一番大きかっただろうな。
トイレで待ち伏せしてたら驚いてたし。」
『「と、トイレ!!??」』
「それから朱音と殴り合いになって、
油断した所を押し倒して…ってなんだよ。」
朱音と蒼月を見ると、
まるで虫ケラを見るような目で俺を見ている。
な、なんなんだよ(泣)