双姫 Ⅲ
解決…?
「じゃあ、俺はコイツら片すから。」
『あ、行ってらっしゃい!』
「おう、類と話せよ?
また聞きたかった事があったら言えば良い。
相談とかにも乗ってやる。」
「叔父さんってどこに住んでるのぉ〜?」
「今は『樺沢組』んとこに世話になってる。
んで、類…組長の補佐を務めてる。
実家は天空が知ってるな?
今度全員で遊びに来いよ。
その方が爺さんも喜ぶ。」
爺さん?
「爺さんってのは父さんのお義父さんだよ。
僕らのおじいちゃんだね!!」
『天空は会った事あるの?』
「うん!実家で稽古してたし!!」
なんか…なんか悔しい!
「近々、顔見せに来いよ。
類に「会うな」って言われて寂しそうだったし。
その代わり天空が相手してたな?」
お父さん…なんて残酷な事を(焦)