双姫 Ⅲ
「相変わらずキツいな。
少しは蒼月を見習ったらどーだ??」
コイツ…普通に話掛けんな!!
『余計なお世話。』
「おねぇちゃん!過ぎた事は水に流そうよぉ。
どうせこれから毎日会うんだからぁ〜…。」
『うわぁー…個室に出来ないかな。』
同じ空気、空間…無理でーす!!!
「朱羽は僕らが嫌いみたいだねぇ〜。」
「蒼月も嫌いだよぉ〜?」
『ブッ!だってさ?』
そりゃあ、いきなりキスする奴を
好きだなんて言う人は居ないでしょ。