双姫 Ⅲ


「にしても敬語止めろよ。

なんか、朱音と似てるからか?
変な感じがするな(笑)」


「だな。
朱音みたいに直ちゃん、光ちゃんで良い。」


理事長と先生をあだ名で…?


『え、でも……。』


「そこで迷うとか偉いな!
朱音なんか普通にタメ語だったぞ?」


「それは付き合いが長かったからだ。
自然の反応だろ。

まぁ、好きに呼べば良い。」


「じゃあ、直ちゃんと光ちゃんって呼びますぅ♪」


おーっと、蒼月は気にせずあだ名かい!!


「やっぱ、しっくりくるな!」


「最近、朱音もCMでしか見ねぇから
なんか嬉しいな。

朱羽もそう呼びな。」


うー……そんな期待の眼差しで見られたら…。


『えっと…直ちゃん…光ちゃん……?』


「「OK!!」」


恥ずかしいけど、
喜んで頂けたようで何よりです/////


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