双姫 Ⅲ
『乗りたい?そんじゃ、乗りましょね〜??』
グイグイと颯真の背中を押す。
「え?こ、これにか??」
「乗りましょねぇ〜♪」
『頭ブツけ…「ダッ!!」だから、言ったじゃん。』
遅かったけどさ?(笑)
「痛てぇ〜……。」
ブツけた所を擦る颯真。
涙目になってて、少し可愛い!
『でわでわ、行きましょうかね。
お願いしまぁーす!』
「イェーイ♪♪」
いつもと違って車内は賑やか。
運転手さんも少し戸惑って見えた(--ゞ