双姫 Ⅲ


「これから体力テストすんぞー。
来週体育祭だかんな?

その前に文化祭あっから後で何するか
教室戻って決めんぞ。

お前らの事だからプリント見てねぇだろうけど。」


クラス「えぇーーーーーーーー!!!???」


『んなアホな…。』


入学して直ぐに体育祭ってありえる?
ありえませんよね!?


「直樹…理事長が「青春見たい!」だとさ。」


おーい、直ちゃーん(笑)


「相変わらず無茶苦茶な人達だな…。」


『え、前からなの?』


蓮斗が亜蓮と代わりいつの間にか隣に居た。
亜蓮は蒼月と何か話してるみたい。


「親父の話によるとトラブル三昧だったとか。
主に直樹さんの発言で。

他にも色々聞いたけど凄かったな。」


苦笑いをしている様子からしても
余程の事が遭ったんだな…っと感じる。


「仲良くなるのは良いけど、
変な事に巻き込まれない様に気を付けろよ。」


『う、うん…気を付ける。』


真顔で言うなんてよっぽどなんだ(焦)


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