双姫 Ⅲ
「蓮斗ぉ〜?お前良い度胸してんなぁ??」
「こ、光喜さん…何かの間違えです。」
名簿をチラつかせながら
徐々に蓮斗を追い詰める光ちゃん。
「入学生代表として受け取れい!!!!」
スパーンッ!!!
『うわ……。』
「きょ、強烈ぅ〜〜!!」
「父さんの言ってた通りだぁ〜…。」
「兄貴も言ってたけど、
「声も出ない」って位痛いって……。」
颯真の言葉を聞いて、蓮斗を見る。
「ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
頭抱えて痛みを耐えてる…。
『だ、大丈夫?』
「あ、頭が真っ二つに割れてねぇか?」
「割るわけねぇだろが。
俺もそこまで超人じゃねぇーよ。」
光ちゃん…真顔でツッコミ入れないで(笑)