双姫 Ⅲ


「じゃあ、俺らも勝負しよう。
亜蓮は蒼月とデート決定だろ?

蓮斗が勝てば朱羽とデートで、
俺が勝てばデートさせて貰う。」


さっきから気になってたが、
いつから呼び捨てしてんだ??


「面白そぉ〜♪でも、朱羽が納得するかな??」


「すると思うよ。
朱羽達も許可無しで勝負してたんだし。」


「…お前、爽やか風なのに腹黒だな。」


怖っ!


「で?する?しない??」


颯真からの挑戦状。


「面白ぇ…やってやるよ。」


「男子〜!行くぞぉーー!!!」


光喜さんが笛を咥える。


ピーッ!!


その合図で駆け出した。


蓮斗sideEND


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