双姫 Ⅲ
朱音side
「待って…。
この変装はCielってバレない為じゃなく…?」
「どうやら違うようですね。」
流石、李樹。
いとも簡単に否定して下さいました。
「大喧嘩祭りだとさ!
ヤバッ!ウズウズしてきたぜぇ!!!」
「相手は高校生かぁ〜……。
ヤりがい無さそうだなぁ。」
「愁斗と燐は暢気だよね。
この状況を直ぐに理解して楽しむなんて。」
私にはとても無理です!
「この二人はいつもだろ。
そうじゃなくなったら逆に薄気味悪ぃ。」
「俺は女に近付きたくない。
見学ってのは出来ないのかな。」
そして、類の極度の女嫌いが発揮された(笑)