双姫 Ⅲ


「さてと…朱羽!蒼月!!」


『「は、はいぃ!!!」』


「車で行くって約束はどうしたの!」


うぅ……まさかバレてるなんて…。
天空ったらいつの間に聞いてたの!?


『ご、ごめんなさい……。』


「もう…囮になるって聞いた時は
生きた心地がしなかったわ!」


お母さんの為にと思ってたしたけど、
逆に心配させてしまった。


「まぁまぁ、
朱羽達もお前への危険を避けようとしたんだ。

そう怒んなよ。」


「兄貴は甘過ぎる。
朱羽、蒼月今度からは俺達に一言言え。」


「それだったら言えばOKみたいじゃない!
もうこんな事したら駄目だからね!?」


……結局、どうすれば良いの?(笑)


< 389 / 520 >

この作品をシェア

pagetop