双姫 Ⅲ


蒼月side


「痛っ!」


「蒼月、どしたの?足が痛いの!?
僕の運転そんなに荒かった…?」


「う、ううん……。」


突然、左足首に激痛が走った。


おかしいなぁ〜…ブツけた覚えはないしぃ。


「ねーねー。
あげちゃんとみーちゃん遅過ぎな〜い?

もしかして、マジでホテルに!?」


「知念!馬鹿な事言ってんじゃねぇ!!」


「湊は女好きやけど、無理強いはせぇへんやろ。」


「大丈夫だってぇ!早くゲーセン入ろうよ!!
蒼月も早く早く♪」


「うん……。」


おねぇちゃん…大丈夫、だよね?


不安に思いながらゲーセンに入った。


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