双姫 Ⅲ
バンッ!
「じいちゃん!」
「蓮斗…院内では静かにしなさい。
ん?そのお嬢さんの顔、どこかで……。」
『あ、初めまして/////』
降ーろーせーーーーーー/////
「一先ず降ろして上げなさい。」
『えっと…あの…………。』
蓮斗が椅子に降ろしてくれて、
イケメンの先生と目が合う。
「これでも俺のじいちゃんな。
母さんの父さん。」
若っ!!
「真白とは会った事があるかな?」
『はい、何度か会った事があります。
お母さんの友達なんで。』
「お母さんって事は朱音ちゃんの娘か!?」
「確認しなくとも顔見れば分かるだろ(笑)
そんままだし。
じいちゃん、悪いけど怪我してるから診て。」
「怪我?
朱音ちゃんもこの病院に入院した事があってね、
もう心配で心配で心配で……。」
この人にも心配掛けてるんだぁ……。
『母がお世話になりました。』
「いえいえ。」
何このやりとり(笑)