双姫 Ⅲ


『…碧は何を考えてるの?
狙いは『樺沢組』と『神崎組』じゃないの??』


なのに、なんで『双神』にこんなメールが?


「もしかしたら…このメール。
組の方にも届いてるかも知んねぇな。」


「だから、
類さんと朱音さんが集会に出たのかもねぇ〜。」


今は午前8:30を示している。


『全ての始まりとなった場所……。』


どこの事……?


「れーちゃん!またメールが来たよ!!」


「これは…地図か。
ここに来いって意味みたいだな。」


「用意が良いわね。
とりあえず、行くわよ。」


皆が立ち上がり、私達も心を決めた。


絶対、止めてみせる!!


この後、
更なる危険が待ち構えてるとも知らずに…。


< 474 / 520 >

この作品をシェア

pagetop