双姫 Ⅲ
元双覇(玲、燐、李樹、愁斗)
神龍、真白side
「うおぉぉ〜!泣げるぅぅ〜〜〜!!!」
「うわぁ!ちょっと愁斗!!
変な汁垂らさないでよぉ!!!」
「愁斗、これで拭いて下さい。
垂れ流しは見っともないですよ…。」
感動ものにはもっぱら弱い愁斗は
抱き合う家族を見て涙と鼻水を垂らしている。
「お、俺も止まらねぇーー!!」
「慧…貴方もですか……。」
愁斗と同じで慧さんも垂れ流してる。
「でも、バレて良かったかもな。」
「その前に過去を話した人が良く言うわ。
後で朱音と類にバラしちゃお。」
「…実基、お願いだから止めて下さい……。」
「見ろよ。
天下の組長が嫁さんに頭下げてる(笑)」
「本当だね♪」
「玲!真白!聞こえてんぞ!!」
「地獄耳……。」
「朱音まで!!皆、俺の扱い雑になってね!?」
緊張が切れたのか倉庫は笑いに包まれた。
元双覇(玲、燐、李樹、愁斗)
神龍、真白sideEND