双姫 Ⅲ
元双覇・神龍side
「おい、類!手加減しろよ!?」
「無理。」
即答かよ!
「まさか引退して
こうなるとは思いませんでしたよ。
最近、花を生ける事しかしてませんし。」
「テレビで李樹が出た時は吹き出したぜ!!」
ゲラゲラと笑う愁斗。
「腹が…「花を生けられたいですか?」嫌ですッ!」
「相変わらず馬鹿だな(笑)
李樹をイジるなんてお前位だろ!!」
「慧さんも舜さんをイジるじゃないっすか!」
「そして私に怒られて凹む。
ワンパターンを繰り返す慧も同類ですね。」
「「別に構いませんが、
こちらの事も考えて下さいね……?(黒笑)」」
「「す、すみませーん!!(泣)」」
なんで喧嘩中に味方と喧嘩すんだよ。
「何年経っても変わんねぇな(笑)
それにしても、多過ぎてもうダルいぞ。
こうなったら現総長と副総長の力を見るか!」
「紘さん、俺の息子を使う気ですか。」
「もち✩°。」
「……ハァ…亜蓮!蓮斗!来い!!」
仕方なく息子の名を呼んだ。