好きの音が空に響くとき

ラブレターなんてもの今時書く奴なんて居るんだとか思いつつ

『今日の放課後音楽室であなたのことを待ってます』

「待ってますってやっぱり」

とても綺麗な字で名前は書いてなかった

その日なにをしたかまったく憶えてない

一瞬ってくらいに時間が過ぎ

「どうしよう・・・」
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