好きの音が空に響くとき

『待ってます』

あたしが行かなきゃずっと待ってるかも

でも・・・

「よし!」

このときのあたしは告白されても断るつもりでいた

音楽室は三階の一番奥の部屋

「ふ〜大丈夫!すぐ断って帰るんだから」

もうほとんどの生徒は帰っていた
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