好きの音が空に響くとき

先輩を連れて校舎裏へ

「潤、痛い!」

「・・・」

「潤?」

「先輩は俺の彼女ですから」

「そうだよ?」

「先輩は俺のこと好きですか?」

「なによ急に」

「先輩から好きって言われたことないです」

「言わなくても」

「好きですか?俺のこと」

「・・・・」

先輩は黙ってしたを向いてしまった

「やっぱり・・・」
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