好きの音が空に響くとき
「ここです!」
「猫カフェ?」
「はい、先輩って猫嫌いですか?」
「ううん好きだよ」
「よかった」
席に着くなり
「あ、こいつ可愛い!」
「潤って猫好きなんだ」
「大好きです!」
「声でかい!」
店にいた他のお客さんが笑っている
「え?」
「もう!潤ったら」
一匹の子猫があたしの足に寄りかかってきた
「なに?遊んで欲しいの?」
潤はあたしを放置で猫たちと遊んでるし
「お前もぼっちかい?ふふふ」
「ニャー」
「あら、賢いわね」