好きの音が空に響くとき
「はぁ〜」
昨日の事を思い出して長いため息
「ここいいですか?」
ベンチに座って居ると
「あ!」
「どうも」
昨日の後輩くん
「なによ!」
「少しお話いいですか?」
「付き合わないって言ったじゃない」
「そうなんですけど俺先輩のこと諦めませんから」
「だから!なんであたしなのよ」
「ちっさくて可愛いじゃあないですか先輩」
「っ!」
可愛いとか男子に言われたことなくて変な声がでた
「ちっさくて悪かったわね!」
一応気にしてるんだからこいつは
「君とはやっぱり気が合わない!」
「俺、潤です!」
「はぁ?」
「だから名前、谷 潤 って言います」