座敷わらし【完結】
私も大概世話を妬きすぎなのかもしれませんね。
「さぁ旭、調べるの手伝ってくれますか?」
「…(コクン)。」
さ、さっさとあのアホの子にこの生徒手帳を返品しなければ。
勿論特効服も貸しません。
普通に考えれば不可能なことだと分かるはずなのに…
あの子は何を考えているんですかね?
「それでは、始めましょうか。」
相棒のPCを立ち上げればあとはそう掛からないでしょう。
「さようなら。岡田 美波さん?」