秀才少女×天才(?)少年
ガヤガヤと騒がしい教室。


私がそろっと入ると、もうほとんどの人が集まっていて、いろいろな人の目線が私に刺さる。


「(まぁ、考えてはいたけど)」


自分の席につき、教室をみわたすと、私の知らない人達ばかり。


一言で表すと¨最悪¨と言うクラス。



私は¨もうどうでもいいや¨と思い、睨みたいほどの良い天気を見て、暇な時間を過ごした。






「皆の担任になりました、田崎です!
みんな!仲良く、しようね!」


担任は明らかに裏のありそうな先生で、やけに元気なのがウザイ。

副担任もウザそうだし、これはもう最悪だな。うん。



「じゃあ、体育館に移動!あ、名前順ね〜!」



そんなのわかるし、と言いそうになった口を抑え、私は並んで体育館へと向かった。


つきの さあや
「新入生代表、月野 皐郁。」


「はい。」



どうでもいいけど、これを、何ヶ月か前に立候補(勝手に決められたのだが)していた。


「_________私達、__名はこの学校の名に恥じないような________」



こんな嘘臭い文書なんて読みたくなかったな...。

なんて考えながら読むと、後ろから拍手が聞こえる。



校長にれいをして、私は自分の席にもどる。



ほんと、嫌になる...。
< 2 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop