秀才少女×天才(?)少年
「それじゃあ、明日から頑張ろう!
あ、号令は...皐郁さん、してもらってもいい?」


いやいや、なんで私なんだよ。

でも、先生が敵につくのは嫌なので、¨はい¨と答えておいた。


「起立...れい」


「「さようなら」」


やっと帰れる...。

って思っていたら、廊下には部活勧誘の人達がいっぱい。


私はその人達をすり抜けて、校舎から出ようと...した。



「皐郁!!なに1人で帰ってんの〜?」


まき
「...あ、忘れてた。ごめん、真紀」



私の腕を掴んだのは、私の親友の真紀。

2人で帰る約束をしていた事をすっかり忘れてたいた。


「...真紀は、部活どうするの」


「ん〜...、マネージャーとか良くない?」


「却下、真紀どんくさい。」


「皐郁 酷いっ!!」


こんな奴だけど、真紀は天才だ。

勉強、運動と完璧。

どんくさいのが1番駄目な所だけど。


「でも、真紀が絶対にしたいって言うなら止めない。
私にそんな事言う権利ないし。」


「そっか〜!でも、クラス見事に離れたよね〜...。
最悪...」


「別に良いでしょ、クラスが離れたって仲が悪くなる訳でもない。」


「相変わらず、頭がお硬いこと...。
ほら、笑って〜!にこ〜」


「...それ、面白くないけど」


「酷いっ!!」


でも、こんな 真紀は嫌いでもない。
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