mermaid princess~人魚姫の恋~

海斗くんは手に持っていた荷物を置いて、ヘルメットとジャンパーを取る。

そして前に戻って来た。

「行こうか。莉奈さん」

「うん」

ドアを開けて車から降りる。

「海。後ろで女の子達が、睨んでいるわよ」

「別にアイツらとは、何も約束してねーし。
綾姉達が来るのを待ってたら、急に話かけてきたんだよ。
それに莉奈さんとの、約束が大事だから」

と言った。
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