mermaid princess~人魚姫の恋~

「どいいう勘よ」

「大丈夫だって。ほら」

潤さんの指さす方には海斗くんの姿。

手には浮き輪やシュノーケルを持っている。

「女の子達のグループだったから、海斗が行く訳ないだろ?
さて久々に泳ぐか」

「あんたには疲れがないの?」

「遊びと仕事は別」

と言って潤さんは、海に走っていった。

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