mermaid princess~人魚姫の恋~
車に荷物を置いて、二階のフードコーナーへ移動。

空いている席を見つけて、椅子に座る。

「ちょっと待ってて」

と海斗くんが席を立って、カウンターへ。

5分後、飲み物を2つ持って、海斗くんが戻って来た。

「シークワーサージュース何だけど、甘酸っぱいのは平気?」

「うん。ありがとうございます」

「どうぞ」

私にシークワーサージュースを手渡して、海斗くんは、私の目の前の椅子に腰かけた。

シークワーサージュースを一口飲む。

ほどよい甘酸っぱさが、口の中で広がった。
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