mermaid princess~人魚姫の恋~
「…そのまま俺の髪を触って」
海斗くんの銀髪に触れる。
すると海斗くんが指先で、私の顎を持ち上げた。
「眼、閉じて」
ドキドキしながら眼を閉じる。
海斗くんの指先が私の唇を、優しくなぞる。
次に首筋、鎖骨、肩に触れた。
「…ん」
「…キレイだよ。スゲー色っぽい」
耳元で響くセクシーな海斗くんの声。
私の胸は爆発寸前。
全身の血が沸騰していて、海斗くんの指先で触れられた部分が熱い…